芸道55周年記念「一ノ葉千穂リサイタル」
おかげさまで、開催することができました!!
ありがとうございます。
引き続き、舞台開催のご案内をさせていただきます。
みなさまのご来場を、心よりお待ちしております。
舞い踊ること、それは生きている証し ~ 家元・一ノ葉千穂 ~
凛とした舞台に魅せられて、詩舞の道を志した神戸での高校三年生の少女時代。身内にあの黒澤明監督に見出された今は亡き女優・樋口年子を持ち、芸を極める血筋は、詩舞道入門後すぐに頭角を現し、23歳で早くも名取となり数々の大舞台をこなしていくようになりました。
東京・笹川記念会館で年に一度開催される「全国詩舞コンクール」では、毎年のように上位を占め、その天性の舞姿は凛とした中にも舞台に一輪の花が咲いたかと思わせるような洗練された艶やかなものでありました。
やがて北摂・三田の地で、吟剣詩舞の愛好家と共に地域に根差した文化活動をと、平成8年(1996年)に第一回「春のつどい」を開催。地域で初めての本格的な舞台が、市民文化レベルを一段高くしたと各方面から大好評を博しました。以来、その舞姿に魅了された多くのファンが恒例となった舞台を楽しみにしています。
その後、平成9年(1997年)に永年在籍した教場を離れ、新流派として独立することを決意し「千穂流剣詩舞(せんすいりゅうけんしぶ)」を創流。家元・会主として門下生の育成指導の傍ら、自ら舞台人として、ますますその芸の道を極め、幅を広げていくこととなりました。
また、近年は剣詩舞で培った華麗でしなやかな基本所作をベースに、演歌や歌謡曲の振付指導を行うなど、新しい分野にも意欲的に取り組む一面も兼ね備えています。
温故知新の心を真髄としながらも、囚われず、限界を定めず、常に新しいものに挑戦し、自らの歩を進めていく・・・その生き方は多くの人と心を響き合わせて、舞台人・一ノ葉千穂が創られていくプロセスなのでしょう。
指導方針
古典詩舞・歌謡詩舞・琵琶舞・和風ミュージカル・パフォーマンスなど、プロの感性と四半世紀近い永年の経験から創り出す千穂流の舞。
それは技術を競うものではなく、基本を重んじ、誰もが持つ温故知新の心を身体いっぱいで表現する新しい舞踊の世界にも挑戦しています。
お稽古を始めるきっかけや目的・目標は人それぞれ違い、また個性も十人十色の楽しい教室。教室ごとのカラーもあり、それぞれの個性を生かした指導方針で、和気あいあいとした雰囲気の中、お稽古をしています。